2017.12.02
石の上にも3年とかけっこ教室

石の上にも3年、、、
冷たい石の上でも3年座り続ければ温まる
という事から、
辛くても辛抱していれば成し遂げられる という意味だそうです。
温まるのに3年もかからないよ!思う方もいるかもしれませんが、
3年ピッタリではなく長い時間を表しているとの事。
どんな仕事でもまずは3年続けなさい、
と言われたことがあるかもしれません。
もしかしたら、
「石の上にも3年」
からきているのかもしれませんが、実はもう一つ3年と言う時間の根拠があります。
それは<1万時間の法則>です。
こちらはマルコム・グラッドウェル氏が提唱した法則ですが、
どんな分野でも1万時間を継続して取り組んできた人達は
その分野のエキスパートになっている。という内容です。
1万時間というと、、、1日3時間を10年
もしくは
1日9時間を3年
という時間です。
もちろん時間をかける内容や質により、
どれくらいのレベルになるのか個人差はあると思います。
有名な話では、ある音楽学校でコンサートを開けるプロレベルの人と
レッスンを与えるレベルの人では練習量に大きな差があり
プロレベルの人の練習時間が1万時間だった、というお話もあります。
現在、日本のスポーツ界でも10代で活躍する選手がたくさんいます。
そういった選手の多くは幼少期からすでにそのスポーツを始めているのです。
当院では開院当初からお子さん向けの<かけっこ教室>を開催し、
今年で5年が経ちました。
その間、2年や3年程継続的に参加してくださった子の中には
「初めて1位になれた!!」
「いつも下から2番目くらいだったけど、3位になれた!!」
など嬉しいお言葉をもらったこともあります。
<1万時間>とまではいかなくても
1回1時間を月に2回、1年で24時間、3年で72時間。
それだけでも
何もしない72時間と練習をした72時間では
確実に体は違います。
さらに良い動きを覚えることで普段の運動の質も高まります!
良い動きを覚えてその後の3年、10年を過ごすのか
またはそうではないのか。
皆さんの3年後、10年後が素敵なものになるようにこれからも
日々サポートしていきます!(^^)!
この記事は太田 順己が書きました

北海道函館市出身。3才・1才の男児の父。 幼少期から高校まで野球一筋。自身の怪我をきっかけに柔道整復師の資格を取得。その後上京し鍼灸の資格も取得。2010年入社。 地域貢献活動として毎週日曜朝7:20〜港北区の日吉公園にて「ハピトレ」という誰でも参加できるトレーニングサークルをボランティアで8年間行っている。(参加者は老若男女、毎回20名前後!) 継続する事、事前準備を得意とし、自身の身体づくりとストレッチはライフワーク。開脚180度は常にキープ。 また、爽やかな笑顔での厳しいトレーニングに定評がある。 趣味は読書と映画鑑賞。スイーツ好き。 nicoトレオンライン 日曜パワークラス担当