2022.08.22
あなたの靴の履き方は大丈夫ですか??
先日、当院にご来院の方が帰られるときのお見送りで、ふとシューズの履き方をみていたところ、、
踵を潰して、グリグリとシューズの中に足をねじ込んでいく様子が!!
履けたあとに、踵を直して歩いて行かれました。
そのあと、歩き方を観察していると、踵がスカスカでシューズが脱げそうでどうやら靴紐もゆるゆるなご様子。
ご来院される方が靴をどうやって履いていくのかが気になり、その日はご来院される方をこっそり観察していました。
正しく履けている方はごくわずかで、
①踵を潰して履く方
②靴紐を解かずに履く方
③緩い靴を履いていて、スッと足を入れる方
④つま先をトントンして履く方
がとても多かったです。
あなたは、日頃どのように履いていますか??
今回は、正しい靴の履き方をお伝えいたします!
ちなみに正しく靴が履けることでこんなに良いことがあるんですよ!
もしかすると、あなたの膝痛や腰痛は靴の履き方に原因があるかもしれません。
①足のトラブルの改善・予防
本来シューズは、足を守ってくれる存在ですが、使い方を間違えると足のトラブルに発展してしまいます。
足のタコや魚の目、外反母趾、偏平足などの原因になる可能性が!
②足が及ぼす全身への影響
立つとき、歩くときに唯一地面と接地しているのが足。
その足が不安定だと身体はバランスを取ろうとして、普段使うはずではない筋肉をたくさん使って、それが膝痛や腰痛、肩こりに繋がっていきます。
逆に足が安定していると無駄な筋肉を使わずリラックスできます!もちろん姿勢も良くなります!
③歩くスピードUP
シューズには、足を守ること以外にも、重心移動をスムーズにして、前へ足を出しやすくする機能も備わっています。
この機能を最大限生かすには、靴を正しく履くことが大切になります!
④シューズのヘタレを予防できる
間違った履き方を続けていると、踵がつぶれたり、つま先の部分が破れてきたりするのが早くすぐに壊れてしまします。
正しく履くことで、お気に入りの靴を長時間履けるようになります。
環境にやさしく、お財布にもやさしい!!
さてそれでは、本題の正しい靴の履き方をお伝えいたします。
とってもシンプルです!
『靴紐を解いて、足を入れて、踵をトントンして、靴紐を隙間なく結ぶこと!』
これだけです(笑)
でも、皆さん意外と出来ていないんですよね。。
もう少し詳しくお伝えします。
足を入れて、踵をトントンすることで、シューズのかかとの位置と自分の踵を合わせます!
踵が安定することで、シューズのフィット感が変わって、歩き方がとてもよくなります!
偏平足や外反母趾で悩んでいる方は、踵が安定することでかなり負担を減らすことができますよ!
続いて、靴紐の結び方です。
つま先の方から順々に締めていき、シューズと足の甲との隙間をなくすようにしていくとGOOD!
くれぐれも紐の先をグッと引っ張って強引に引っ張るのはNGです!
しっかり結ぶことで、シューズの中で足が前後へ動くことを防ぎ、シューズと足の一体感を感じられますよ!
最初は、めんどくさいと思うかもしれませんが、1回試してもらえると
『え!??こんなに違うんだ!』っと実感してもらえるはずです!
まずは一回やってみてくださいね!
佐藤
この記事はnicoが書きました