2023.06.02
気圧と自律神経の関係 【気象病】とは?
~なぜ季節の変わり目に体調を崩しやすいのか~
最近なんだか体調を崩しやすい、
季節の変わり目はギックリ腰や寝ちがえになりやすい、
天気によって頭痛が出てくる、
こんな方は自律神経のバランスが乱れ、いわゆる【気象病】と言われる状態かもしれません。
そこで、まずは自律神経についてご説明しますね!
【自律神経とは】
・・・交感神経と副交感神経の2種類あり、相反的に働く2つの神経がバランスを保つことで体の機能を正常に保つ。
①交感神経
・・・活動的な状態で働きが優位となる神経
②副交感神経
・・・リラックスした状態で働きが優位となる神経
この2つの神経は、季節や1日の中でも波のように変化をしてバランスを保ちます。
※(例)日中は活動的になるので交感神経が優位になり、夜はリラックスして眠りやすくなる。
さらに、気温や気圧の変化によっても自律神経の働きが変わります。
【気温による変化】
①暑い時
・・・体の熱を放散させる為に血管を広げようと副交感神経が働く。
②寒い時
・・・体の熱を逃がさないように血管を縮めようと交感神経が働く。
【気圧による変化】
①高気圧時
・・・高気圧で晴れている時には、交感神経が優位になる。
②低気圧時
・・・低気圧で曇りや雨の時には、副交感神経が優位になる。
このように、天気や気温の変化により自律神経のバランスも変わり、細かな変化を繰り返す事で自律神経の働きが乱れてしまうのです。
すると、
・体がだるくなる
・日中に急に眠くなる
・夜に眠れない
・眠りが浅い
などの不調が出てきやすくなります。
さらに、内臓機能の不調や免疫力低下により様々な病気のリスクも高くなってしまいます。
では、どのように対処すると良いのでしょうか。
その為に大切なのが、生活のリズムを保つ事と、適度な運動とリラックスです!
生活リズムの乱れは自律神経の乱れに繋がります。
不要な夜更かしや夜中の間食、眠る直前のパソコンやスマホの利用は避けましょう。
日中は適度な運動で交感神経を働きやすくしましょう。
夜はお風呂に浸かり、お風呂上りにはストレッチでリラックスし副交感神経を働きやすくしましょう。
【自律神経のバランスを保つためのポイントまとめ】
◆規則正しい生活リズムを保つ
(※休日だからと言って遅寝遅起きなどは極力避けましょう!)
◆昼間は適度な運動で体を動かし、夜はストレッチでリラックスをする。
◆夜は湯船に浸かり心身の緊張をとる。
◆睡眠時間の確保と質を高める。
(※7~9時間程寝られると良い。寝る直前の激しい運動や食事、PCやスマホの使用、カフェインの摂取は避けましょう)
◆バランスの良い食事で栄養をきちんと取る。
やはり、栄養&運動&休養のバランスが大切なんですね✨
また、オススメなのが
【自分の好きな事に没頭する】のもオススメです!
自分の趣味や好きな事には時間を忘れて取り組みやすいですよね!?
そんな時間は、脳がリフレッシュしストレスコントロールにはとても良い効果を発揮するのです。
日頃から自律神経を整えて、毎日快適に過ごせる体にしていきましょう(^^♪
この記事はnicoが書きました